心愛は飛びつくように俺に抱きついた
「うおっ!」
勢いが強くてそのまま地面に倒れこんだ
「いってー。おい、心愛どうし「あたしは...
どこにも行かないからっ!」
「え.....?」
「ずっとずっとずーっとそばにいる!
誰よりもそばに!あたしが慧を守る!
だから...だから......んんんっ...!」
心愛がまだ喋っているのを遮ってキスを
する─。
苦しくなったのか心愛が俺の胸を叩く
「っ─...ハァ...ハァー......///っ!
なっ何でまだ喋ってのにキスするのよっ!///」
「今日は...楽しかった。またしような。
デート♪」
心愛の頭を撫でた
「っっ///うん...///また...ね?」
心愛が家に戻ろうとする
暗闇の中から手首を急いで探して掴んだ
「慧......?」
「ちきしょう。離れたくねえ...」
「っっ///なっ何言って...///「わりー。
じゃっじゃあな?///」
「っ///まっ待っ─...」 ─ガチャンッ
真っ赤な顔を心愛に見られるのが恥ずかしくて
悔しくて...心愛をおいて
俺は家に入った─.....
この時まだこの幸せがずっとは続かないと
知らずに─......

