キミに送る約束~空に向かって~


「俺はいつでも優しいしキモくねえだろ。」


彼氏に向かってこんなこと言うか!?


「そっそうじゃなくて!その...
なんか.....調子狂っちゃうよ...///」

「っっ///」

「なっ何赤くなってんのよ!」

「なってねーって!///」

「あれ.....?」

「んだよ!///」

「あれれれれー♪慧くん真ーっ赤♪」

「真っ赤じゃねえって!」

「真っ......んんっ///」

「お前のほうが真っ赤だな♪」

「ひっ人前でキス禁止って
言ったじゃないっ!///」


真っ赤な顔を隠すように心愛は俯く
そしてとがったヒールで俺の足を踏む


「いでっ!お前ヒールだからってそういうの
やめろよな!」

「慧があんなことするからよっ!」








そうして怒った心愛は家の前までとうとう
あれから何1つ喋らなかった


「じゃーな」


俺のことなんて無視して家のドアを
あけた心愛

俺も少し腹が立ちいつもだったら家に入るまで
見送るが今日はもう自分の家に入ろうとした

その時だった


「慧っ!」


いつの間にか俺の家の前まできた心愛


「心愛.....?」