キミに送る約束~空に向かって~


「プリクラ.....?」


不思議そうに首をかしげる心愛


「ん。」

「誰と...撮るの?」


......はあ?


「誰とって俺が1人で撮るとでも思ってんのか!?」


何でこんな時にとぼけるんだよ...


「うっううん///なっなんていうか...意外。」

「は?」

「慧からこういうの誘ってくるなんて...///」

「っ...///ほら、行くぞ」


心愛の手首を掴んで適当にプリクラ機に入った





「明るさこれでいーい?」

「明るさ?何それ」

「もーう!分かんないの?」

「あ、なんかカウントされてんぞ。あとちょっとしか
時間ねえって。」

「分かってる!あたしが選ぶ!」


そうして心愛はなれた手つきで選んでいく


「フレームこれでいい?」

「何でもいい。」

「じゃ、これにするね♪」


正直プリクラなんて滅多に撮った事が
ないからよくわかんなかった

けど心愛とこうして記念に残る...
何かがほしかった



「ほらほら、撮影始まるよ♪」