キミに送る約束~空に向かって~


「もうっ!慧のせいで恥かいたし
夜景全ッ然見れなかったーっ!」


口を尖らしながら鞄で俺の腰を何度も
叩く心愛


心愛が怒っている理由はただ2つ
キスをしていて夜景が見れなかったこと。
それから俺達が降りる番になっても
気づかず俺がキスを続けて周りに
見られてたこと

それくらいいいだろー?


「次から人前でキス禁止だからッ!」

「.....何で?」

「なっ///だっだって...「だって...?」

「恥ずかしぃ.....か...ら///」


真っ赤になって言う心愛


「ぷっ、じゃあこれからもうキス2度と
しねえー♪」

「えっ!?」

「何、キスしたい?」

「そっそういうことじゃな...んんっ...」


唇をゆっくり離してニッと笑った


「やっぱ俺が耐えらんね─」

「っっ///ばーか!///」

「なあ、心愛。まだ時間ある?」

「え...?」

「あと1つだけ...行きてえ場所あんだけど。」

「うん.....?」








そうして心愛をつれてきた場所は...

「ゲーセン!?慧なんかしたいゲームでも
あるの?」

「...ゲームっつうより...ん!」


俺が指差す先にあるものは...