キミに送る約束~空に向かって~


「ねえ、慧。今日はありがとね♪」


向かい合わせに座った心愛がほんとに
嬉しそうに笑う


「ねえ、何で遊園地連れてきてくれたの?」

「.....心愛ってさ遊園地行った事
ねえんだろう?」

「えっ!?」




『まま!遊園地行きたい~っ!』


まだ俺達が小さい頃うちに遊びにきた
心愛と心愛の母親。
たしかまだ小学生の頃だった。

心愛の親はいつも病院で働いていて
遊園地に行った事がなかったらしい...

まさかまだ来た事がないとは思って
いなかったけどそうらしいな......



「よくそんな事覚えてるねー。あたしそんな事
言ってたかも忘れてたよ」


だんだん頂上に近づいて来ていた


「ねえ、慧!また連れてきてね♪」

「.....」

「慧.....?...ん─っっ......」


心愛に優しくキスをした


「ふっ、真ーっ赤♪」

「っっ///なっ何...んんっ.....」


そのまま何度も何度も角度をかえて
キスをした─...


ちゃんと俺がここにいるって分かるように─...