キミに送る約束~空に向かって~


「なっ...///「ま、来週楽しむ事ね♪」


──────────.....

「じゃあ、行ってくるわね♪」


パパとママは大きな鞄を抱えてタクシーに
乗り込む


「うっうん!」

「くれぐれも気をつけるのよ。家政婦さんが
いるからって自分で出来る事は
ちゃんとしなさいね。」

「わっ分かってるよ。いってらっしゃい!」


タクシーを見送ってあたしも急いで家の中に
駆け込む

前もって昨日から選んでおいた服...


この間千尋と遊んだときに買った鈎針[カギバリ]の
白のワンピース。腕の部分が透けてて
恥ずかしいからグレーのジャケットを羽織った。
リボン柄のタイツに茶色いパンプス。
いつもよりヒールが高めだけど
大丈夫だよね.....?

髪も軽く巻いてメイクを薄くしてみた


なんか...七五三みたいとか言われないかな...?


「げえっ!」


時計の針を見ると10時を差していた


「行かなきゃっ!」


バッグを持ってエレベーターに乗って1階に行く


「あれ?心愛さんもうお出かけですか?」


家政婦さんが言う


「うんっ!あ...今日友達と遊んでくるから
遅くなるかも...。」

「はい。かしこまりました。」


家政婦さんに見送られてあたしは家から
飛び出す


バス停にちょうどバスが止まっていてそれに
乗って駅まで向かう