キミに送る約束~空に向かって~


「だったら別にいいだろ。何が不満?」


不満じゃなくて......


「あたしは...やっぱ不安なの。あたしが
慧と付き合ってるなんて誰も認めて
くれるわけないし...「ああ、分かった!
つまりお前は、俺とつきあって周りからの
僻みが怖いんだろ。だったら全部俺が
守ってやる!それでいいだろ!彼女を
学校までも迎えに行けねーなんて
つまんねえよっ!」

「っっ...でも「これ以上何があんだよ!
そんなに俺のこと信用できねえか?」

「違っ「もういいッ!」


慧は木を殴って公園から出て行く


「待って!」

「ついてくんな!」


そういって慧は丸めた紙を投げつけてきた
クシャクシャの紙.....

そっと広げてみると......


「っっ!...慧っ!」


遊園地のチケット......。


「ばかーっ!何で分かってくれないのよ!」


あたしは必死に走って慧に体当たりした


「いってえ!」


地面に倒れこむ慧
あたしも一緒に倒れこむ


「ウッ......好き...好き─っ///」


大切.....誰よりも


「じゃあ、来週の土曜日はあけとけよ?」


慧があたしの顔を覗きこむ


「うんッ─!///」