キミに送る約束~空に向かって~


「おっ!心愛っ!」


そこにいたのは紛れもなく.....


「さと......しっッ!?」


女の子に囲まれているのはやっぱり慧...と
宗佑くん。


「宗佑っ!?どーしたの?」


千尋が宗佑くんにかけよっていく


「ああ、慧が迎えに行きたいっていうから
来ちゃった♪」


はぁあああ!?


「ちょっ!慧っ!」


周りからの視線怖いっつうの!


「早く心愛に会いたくなっちゃってさ♪」


キュンッ///


って!キュンッなんてしてる場合じゃないっ!


「ちょっと来なさいっ!」


慧の腕をつかんで校門から飛び出して行く



人気のない公園を見つけて木の裏に隠れた


「どーしたんだよ。あんなに逃げて。」

「逃げてってそういう場合じゃないの!
分かる?あの状況!」

「何、そんなに俺と付き合ってること
恥ずかしいの?」


少し怒った顔を見せる慧


「いや...そういうわけじゃないんだけどさ...」


何で分かってくれないのかなー...。