キミに送る約束~空に向かって~


それから慧がオススメするお店を
何軒か行ってみた。
慧がオススメするだけあってどこのお店も
オシャレ!やっぱ慧センスいいなー


「で、何か気に入ったものあった?」

「う~ん...気に入ったものは沢山あるんだけど...どれがいいかわかんないし...慧は何かオススメするものない?」

「...それはお前が選ぶべきだろ。」

「でっでも「じゃあ一旦休むか。」

「へ.....」


慧はそう言いベンチにあたしを残して
姿を消す。おいてかれちゃった...?

─5分くらいしてから戻ってきた慧。
慧の手にはアイスクリームが2つ


「はいよ。アイス。」


慧があたしにアイスを渡す。


「えっ!?あっありがと♪」

「1個500円な。」

「はあ?ぼったくりじゃない!」

「冗談、冗談。俺がおごってやるって♪」

「.....ありがと。」


慧...笑い方変わったなぁ。


「ん?どうした?」

「え?」

「ずっと俺の顔見てるから。」

「あっ...ううん!慧...楽しい?」

「楽しいって?」

「あっ、なっ何でもないんだけど...今...
慧は本当に幸せ...なのかなって思って。」

「.....。」


あたし何慧の傷口えぐってんだってば!


「ありがと。心愛。俺のこと...な。」

「ううん。そんなこと...ないよ?」