あたしたちは、
ちっちゃいころから一緒。
そう。あたしたちは幼なじみ。
家が隣でいつも一緒にいた。
もうひとつの家族のような存在。

家族が知らない事も
知っている。
特別な存在―...。

だけどそんな特別は
あたしはいらない。
そんな特別が欲しいわけじゃ
ないんだから。

あたしがほしいのは...

あなたには分からない。

でも、あなたのそばにいれるなら
何でもいいよ。
あの子の代わりでも...
たえられる。

きっと―...
愛なしでもいい―。