毎日変わらない光景になって来た頃…季節は6月半ば。
暑さでバテぎみのみんな。
この頃、雷神では玲沙と潤、海斗がバイク免許を持っていた。





「席つけーおめーらー!!!!!!!!」




担任の声が教室に響きわたる。
なんとなくみんな座ると学際の話が持ち出された。







「はぁ?まじだるー……。」




「優莉、きっと楽しいって今年は!!」




亜衣琉が笑ながら話す。





「優莉ちゃんは何やりたい?」



「……何も。」




「そっかー…俺、お化け屋敷やりてー♪」




圭がそう言うとクラスで何故か"イイんじゃね?"と言う声が上がった。
内心嫌だったけど、皆ノリノリになっちゃった…(苦笑)