終わらないセピア




親指で唇をなぞる。



『モカ…この唇も、体も全部……
 一体誰のモノなの…?』



眉を上げて答えを促しながら
ブレザーを脱がせた。
バサッと床に落ちてブラウスの開いた
隙間から薄いピンクのブラジャーが
見えて……



首筋も指でなぞれば甘い吐息がもれる……



可愛い……鳥肌たってる



髪をよけて鎖骨から耳へと唇を這わせ
たら今度はモカの負け。
スカートからのぞく太ももに触れたら
もっと淫らになる…?



『いい?あたしを怒らせたらこうなる
 のよ…?』



耳を甘噛みしてブラウスの中に手を
入れるとモカの顔は歪んだ。