ハーレム!!

「……」

「……萌。お前の父親だよ…。」

「……え?」


私の涙腺は崩壊した。

確かにお父さんは事故死だったよ…?
でも…、和葉達が……?


「…萌。」

「…一人にさせて。」


私は部屋に入った。


「…はぁ。」


私はため息をこぼした。


ふとあることを思い出した。
お父さんからもらった手紙だ。


最期にもらったんだけど、まだ怖くて読めなかった。
読んでみようかな…。


“萌へ。

君の花嫁姿をみるまえに死んでしまってごめんね。

見てみたかったよ。

だが、仕方ないね。


そういえば、お父さんが話していた青年達がいただろう。

その子達は、きっとお前に出会うだろう。
そして、君にきっと私の事を謝ってくる。

だが、萌君を信じているよ。
きっと許してくれると。


会っているなら分かると思うが、いい子たちだ。



愛しているよ、萌。

お父さん”


涙が溢れた。


お父さんは私と和葉達が出会うのが分かっていたの…?

それをふまえて許せだなんて…。



でも直接的に殺したわけじゃないし…。


私はその日部屋から出ずに一夜を過ごした……。