ハーレム!!

杏奈と別れた後、私は沈黙。


「ねぇ、萌。俺の表の姿どうだった?傑作?」


笑いながら聞いてくる和葉。


「どうって・・・。あんなのにだまされる女の子がかわいそうだよ・・・。」

「・・・俺。昔から男子に顔のことでいじめられてたんだよね。」

「え?」

「それで、中学校までは俺も、そっけなかったよ。でも、それじゃ余計に男子を敵に回した。」



どうして??


「女子が、そっけない男子のほうがかっこいいって言い出したんだ。」

「え・・・。」

「それで、優男を演じてるの。今はそれでいい。」

「そういえば・・・。和葉が男子といるの見たことないかも・・・。」

「でしょ?」


すごく悲しそうな目をするから、こっちまでなきそうになる・・・。


「何、萌が泣きそうになってんの。」


そういって笑う和葉。


「和葉。私、和葉に近づきたいよ。もっと和葉のこと知りたい!」

「・・・そう。わかった。」

「??」


そういって、和葉は家に入っていった。


「ただいまです~。」

「お、おかえり。どうだった?和葉との登校は。」

「え、普通に楽しかったです。」


私は素直に答えた。


「そっか。」

「ご飯だよ~。あ、萌ちゃん、和葉を呼んできて?」

「あ、は~い。」


私は和葉の部屋の前に行った。


「和葉~?ご飯だって~。」

「あ、おう。」


和葉は何かを隠すように、顔を背けた。


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