「あ、あの3人とも、冗談言ってるんだよね?やだなぁもう。からかったりして。」
「からかってない。俺、冗談言わない。」
・・・和葉くん?!
「俺もだよ。」
「もちろん僕も。」
「ってことで、俺ら本気だから。」
涼しそうな顔で言う和葉くんに唖然。
私・・・・物じゃないんですけど!!
「とりあえず・・・私学校行くんで・・・。」
「じゃあ俺もいく。どうせ同じ学部だし。それに帰り道とかわかんないでしょ。」
「あ、うん。じゃあよろしくね!」
私は和葉くんに笑顔を向けた。
目そらされちゃったけど・・・。
「ねぇ、和葉くんは私のどこが好きなの?」
「は?」
「え?」
「別に。理由はない。俺は好きだし。あと、君付けやめて。」
「どうして?」
「俺ら同い年だし。」
そっか・・・。
「わかった!」
「あ、あそこが大学ね。そんで、薬学部はここ。」
「あ、了解!」
なんか和葉って案外親切で優しいよね。
スキかも。
あ、このスキは友達としての好きだよ!?
「?萌?」
「え?!」
「どうしたの?」
「べ、別に!!」
私は学部の教室に走っていった。
和葉が笑ってるのも知らずに。

