優しい子守唄

「…新しい友達ができたとか?まさかそれで遊んで帰ってきたの」

「ちがう」

そう言った瞬間、顔にクッションを投げつけられた。

「私が腹を空かせている間に文斗は、友達と仲良くやってたの」

「だからちがうって!いつも通り、お前の言うとおりにしてたよ」