side龍輝
別れを切り出すのは、辛かった。
奈央さんの手を握り…
「奈央さん、別れましょう…」
ハッキリと、彼女にそう言った。
「え…?」
「俺、瞬さんといたら奈央さんは幸せになれない…って思ってました。だから、俺…瞬さんのところに言って“別れて”って頼んだんです。いつ逝ってしまう人とより…傍にいる俺と付き合ったほうが、絶対にいいって思ってました。そのほうが、奈央さんは幸せになれると思ってました。…けど、それは俺のわがままでした。俺のわがままのせいで…2人を傷付けてしまって…スイマセン」
俺は、真実を全て奈央さんに言った。
「龍輝くん…。でも、なんで…別れるなんて」
瞳に涙を溜めている、奈央さん。
そんな顔、しないでください…。
意志が、揺らいでしまう…。
別れを切り出すのは、辛かった。
奈央さんの手を握り…
「奈央さん、別れましょう…」
ハッキリと、彼女にそう言った。
「え…?」
「俺、瞬さんといたら奈央さんは幸せになれない…って思ってました。だから、俺…瞬さんのところに言って“別れて”って頼んだんです。いつ逝ってしまう人とより…傍にいる俺と付き合ったほうが、絶対にいいって思ってました。そのほうが、奈央さんは幸せになれると思ってました。…けど、それは俺のわがままでした。俺のわがままのせいで…2人を傷付けてしまって…スイマセン」
俺は、真実を全て奈央さんに言った。
「龍輝くん…。でも、なんで…別れるなんて」
瞳に涙を溜めている、奈央さん。
そんな顔、しないでください…。
意志が、揺らいでしまう…。

