**病院**
「真白奈央さーん。お入りください」
しばらくして呼ばれたあたし。
頭がボーッとする。
「風邪ですね。お薬出しておきますんで、ゆっくり休んでください」
「はい、ありがとうございました」
うー、まだボーッとするなぁ…。
飲み物買ってこ…。
あたしは、自販機があるとこまで足を進めた。
……え?
どうして、
そんな格好してるの…?
どうして、
点滴を打ってるの…?
どうして、
あなたがこんなとこに…。
でも、どうして?
そんなことは、どうでもよくて。
“好き”という感情が
あたしの胸から溢れだした。
あたしの心を、支配した。
「真白奈央さーん。お入りください」
しばらくして呼ばれたあたし。
頭がボーッとする。
「風邪ですね。お薬出しておきますんで、ゆっくり休んでください」
「はい、ありがとうございました」
うー、まだボーッとするなぁ…。
飲み物買ってこ…。
あたしは、自販機があるとこまで足を進めた。
……え?
どうして、
そんな格好してるの…?
どうして、
点滴を打ってるの…?
どうして、
あなたがこんなとこに…。
でも、どうして?
そんなことは、どうでもよくて。
“好き”という感情が
あたしの胸から溢れだした。
あたしの心を、支配した。