【完】最初で最後の恋

「そろそろ腹減ってきたな」
その言葉を待ってました!
「どっか入る?」
「瞬!あたしね、お弁当作ってきたの//」
「え、マジ!?」
「うん。だからあっち行こう?」
あたしは芝生のあるところを指差した。
そこはお弁当とかを食べれる広場的なところで、ちょうどいいと思ったから。
あたしたちはそこへ移動した。
「あのさ、今日記念日でしょ?あたし、なにあげようか悩んで。で、悩んだ結果お弁当に…」
「すっげぇ嬉しい!」
喜んでもらえて、よかった…。
あたしはお弁当をひろげた。
「すげ、これ…全部奈央が?」
「うん。そうだよ?」
「メチャクチャうまそう!いただきますっ」
瞬は卵焼きをパクリ。
「ど、どう…?」
内心ドキドキのあたし。
「ヤバッ、うますぎて泣ける」
「ホント!?よかった〜〜」
ホント、よかった。