あっという間に放課後。
「で、話って？」
「うん、あのね、あたし、浜崎くんが好きなの！優しいところが、好きで惹かれた！あたしと付き合って下さい！///」
「っ、」
そう言ってあたしはトリュフを差し出す。
「は？お前なんかありえねぇから」
ぇ……？
そしてあたしが想いを込めて作ったトリュフは、浜崎くんが奪い取り、乱暴にゴミ箱に捨てた。
「な…んで…」
「こういうの、うぜぇ」
「…ヒドイッ…」
あたしは鞄を持ち、走って教室から出た。
ヒドイ、…ヒドイよ浜崎くん！！
校門を出たところで、誰かにぶつかった。