ドアにもたれかかって、腕を組んでいる …朝の彼の姿が。 なんでいるの!? てか…完璧聞かれたよね。 「はい…一応小学校の頃、習ってたので!」 「へぇ~。それにしては間違え多かったけどな」 「ウソっ!出来たと思ったんですけど…」 「ここはな…」 ────ドキッ ちょちょちょーーっ!!! ちょっと待って!!! 突然後ろから覆いかぶさるように 私の手に彼の手を重ねてきた。 「ちちち近いですよ...」 慌てて椅子から降りた私。 だって…