「ちゃんと相手に立ち向かってくれた。それに…」 「椿先輩っ…そのケガ…」 ユナが一歩前へ近づいた。 「椿、死のうとした。私と同じことしようとしたの…」 「だからなんだっつーんだよ。そいつのせいで姫香はっ!!!」 「椿のせいじゃないっ!!!」 私はヒロの言葉を遮る。 「椿のせいじゃない…椿は何もしてない…」 お願い…信じてよ