「姫香!!椿先輩なんて、もう忘れな。忘れないと、一生苦しみながら生きることになるよ」 「………」 この時、私は疑問があった…。 「俺がそばにいてやっから。」 優しく頭をくしゃっとしてくれるヒロ。 「うふふ、ありがとぉ。せっかくの南旅行、台無しにしてごめんね?」 「本当だよ!!…だから、今度みんなで旅行行こうね♪」 「おう~いいな!!」 「うん、行きたい行きたーい!!」 また、こんな幸せな会話ができて嬉しい。 ――――――だけど…。