「そんなことピアノがどうして何でピアノがイメージ…」 ありゃ… もっとおかしくなっちゃった。 「やり直すなって。お前、天然?」 初対面の人にまで言われちゃったし...。 「天然なんかじゃありません!!もうっ」 なんでよぉ… 私は、ぷくぅっと頬をふくらませた。 「...とにかく、このことは2人だけの秘密な。 早く戻んねーと、人いっぱいで廊下戻れなくなるぞ」 ん?見間違えかな? この人、一瞬────... 「じゃあ、戻りますね…邪魔してすみませんでした!」