「…よっと」 「え...おも...い......よ.....?」 「いーから。黙って俺に身任せろ」 椿にお姫様抱っこをされたまま歩き続ける。 「「「キャーーーー♡♡」」」 頭に響く、ざわめき声から一転した周囲の黄色い声。 意識が… 頭が真っ白。 感じれるのは 椿のあったかい体温だけ。