こういう時に限って、どうしてよ…。 まずい…視界がぼやけてきた。 頭をおさえて、どうにかこらえようとしたけど耐えられなくて… 「っ……はぁ……はぁ…うっ…ぐ」 「姫香!?ヒロ、姫香が!!!!!」 遠くから聞こえてくる、ユナの声。 ざわめきだす周囲。 もう限界…。 「...っ」