「い……っ」 なんだろ…急に頭が… すごいズキズキする 「いた…」 「姫香………?」 一秒ごとに痛みは増していき 割れそうなくらいの頭痛に襲われた。 「痛い…っ頭痛い…!!!ううぅぅぅっ…」 「え、ちょ姫香!?…待ってろ、今救急車呼ぶから!!!」 痛い…ただただおさえることくらいしかできない。 何だろう。 初めての感覚。 ヒロは、私の体をゆっくりさすって 落ち着かせてくれた。