「だけどね、私椿のこと好きだから… こんなこと乗り超えられるんだよ!」 そうだよ… 私ならきっと… 「無理しなくていいから」 そう言って濡れたタオルを 後頭部に当ててくれた。 「…え…ヒロ…」 「これ以上 自分で自分を苦しめんな」 「…うぅ…ヒロごめん…」 「泣くなよ泣き虫っ」 優しく微笑んでくれた。