そっとドアを開けた。

・・・

寝てるし。


・・・

可笑しくなって、

クスッと笑った。

気にしすぎか・・・


窓にうつ伏せになって

寝ている綾香の髪を、

そっとかき上げた。



「・・・ん」

気持ちよさそうに寝ちゃって。


オレは、体制が辛そうだったから、

横に座って、オレに膝に、

綾香を寝かせた。