ラッコくんはすごく顔色が悪そうでした。 それでも必死に泳ぐラッコくんに、あしかくんはようやく追いつきました。 「ラッコく〜ん!ラッコく〜ん!」 「あ、あしかくん。よかった。やっと…会えた。」 ラッコくんはしゃべるのもつらそうでした。 「ラッコくん大丈夫?すごく顔色が… ってラッコくんが普通にしゃべってる!?」