恋ベタ!!

「ゴメンな。俺のせいで。」
「いや、春くんのせいじゃないし」

そう

わたしがぶつかった相手は
あの王子様。

やばいよぉぉ

心臓が持たないよ。

今、私と春くんの距離はたったの1m。

男子とあまり接点がない私にとっては、

それだけでドキドキだった。

「みおと。って言うんだ。」

春くんは、私の名札を指して言った。

「うん。」

こう言うのが、精一杯で

春くんの顔も見れない。

はぁぁ…絶対、暗い子って思われてるよ。

恋大作戦 失敗。

やっぱり、私は恋ベタだぁぁぁぁ(ToT)/~~~

「顔上げろよ」

いつもの声とは違う

冷たい声に

私は思わず顔を上げた。

そこにいたのは、もういつもの春くんじゃない。

なんだか、遊ぶおもちゃを見つけた犬っぽい。

えっ…

気がつくと春くんと私の距離は
たったの10cm!!

目の前に春くんのカッコイイ顔がある。

私の心臓はもう、バクバク飛び跳ねてる。