1-Aの横を通って樹里ちゃんを見るのがいつの間にか日課になって 1ヶ月過ぎたある日の放課後―― 図書館へ行った時雨を呼びに行った。 「―――」 中から話し声が聞こえる。 俺は扉を開けて中に入った。 そこにいたのは時雨と…樹里ちゃんだった。 「あ、太陽君。こんにちは」 いやいや、こんにちはじゃなくて。 えっ?