ガチャ―― 俺は樹里を抱き抱えたまま風呂場につれていきお袋に頼んだ。 「終わったら俺の部屋に連れてって温かいものでも飲ませといて」 「わかったわ」 よろしく、と言って風呂場を後にした。 俺のすべきことを為しに―― コンコンコン――… 「はーい」 俺はドアを開けて中に入った。