今日で終わりにしてくれますか




「な、何言ってんだよ。アイツは、アンタの彼氏で」

「それ、建前ですよ」


表は、私の彼氏で、私はアイツの彼女で

結局、それしか残ってなくて


「建前?」

「はい」


思い出なんて、作ったことあったのだろうか

それすらも覚えていない

遠い記憶の中に埋まってあるだろう真実

それは、色褪せて


私の感情と一緒に、消えていきそうで


「颯人、浮気してるんですよ」


怖いんです