「勝手に俺の名前、呼ぶの止めてくんない?」
睨むように顔を上げ、心底嫌そうに低く呻いた
アイツに、この人のこういうトコロを学んで欲しい
爪の垢煎じて飲ませてやりたいくらいだ
誰だっけ
え・・・と
「い、庵っっ」
そう、庵くん
「だから呼ぶなって。キモい。汚い声で呼ぶなよ」
この人、助けてくれている割に酷い
これじゃあ先輩さん達が可哀想・・・・
「あたしらがこの女に負けてるっていいたいの?!」
「実際そうだろ」
面倒臭そうに立って、もう帰っていいですかといったように私に振り向いてきた
え、
ホントに何なんだろう

