出くわしてしまった 嫌だな、心の中で焦っていても現実はそうはいかないと知っている私 だから思い切って、一切の躊躇を持たず屋上に着いてるドアの取っ手を 引いた 瞬間後悔した 「あ、やぁ!はっっ・・・・んぅ、激しぃ、颯人っ!」 「は?そんなに話せるなら余裕でしょ、ホラ鳴けよ」 聞こえた男女の声 その場に残るは情欲を孕んだ芳香、色欲に帯びた瞳 そして、消せない痕の残る情事