私を、責めているようだったから
ざぁっと大きな音を立てて吹いた風が、嫌に冷たく感じた
「・・・・・それで?」
「ハッ・・・・やっぱ知ってんだ」
私の答えに嘲笑を溢す彼を見て思う。一体、それが何だと言うのだろう
今さら、何て反応すれば良いのだろう
もうね、私には分からないの
幾度となく繰り返される行為に、どういう反応をとっていいのか、どんな対処を取れば良いのか、まったく分からなくなったの
私には、何も出来ない
立ちすくして、その行為を見届けることしか
───────いつしか出来なくなっていた
「知っててそれかよ。まさか、自分が特別だなんて勘違いしてねーよな?最後は自分の元に帰ってくるだなんて妄想、してんじゃねぇの?」
嫌悪を孕んだ言葉が、刺さる
深く深く、心を抉りながら、歪に尖ったその刃で私を、殺すかのようだ
「そんなこと」
そんな妄想、
今更・・・
小さく呟いたその言葉に、少なからず目の前の男が気づいたのだと、大きく見開かれた瞳から悟る
何で、何で

