そして間近にある先生を見上げると、微笑んだ先生に肩越しでキスされる。
「んっ…」
もう数え切れないほど重ねた唇は、触れ合うたびに胸が高鳴って熱くなる。
離れた後、私は思い切って疑問を尋ねてみた。
「…先生は何で、私と結婚したいと思うんですか?」
「何でってそりゃあお前…好きな女と一緒になりたいって言うのは、男として当たり前の願望だろう?」
相変わらずストレートな人。
「女だって、惚れた男と一緒にいたいと思うだろう?」
「まあ否定はしませんけどね。もうちょっと、先生が冷静になってくれればと思いまして」
「それはムリ。俺、お前に夢中だから」
あっさり却下した先生は、再び私を強く抱き締める。
「高校を卒業したら、今より会えなくなるだろう? ましてや大学には、俺より良い男がいるかもしれないし」
「案外寂しがり屋なんですね、先生」
「お前が相手だと、そうなるみたいだ」
嬉しいことを言ってくれる。
「んっ…」
もう数え切れないほど重ねた唇は、触れ合うたびに胸が高鳴って熱くなる。
離れた後、私は思い切って疑問を尋ねてみた。
「…先生は何で、私と結婚したいと思うんですか?」
「何でってそりゃあお前…好きな女と一緒になりたいって言うのは、男として当たり前の願望だろう?」
相変わらずストレートな人。
「女だって、惚れた男と一緒にいたいと思うだろう?」
「まあ否定はしませんけどね。もうちょっと、先生が冷静になってくれればと思いまして」
「それはムリ。俺、お前に夢中だから」
あっさり却下した先生は、再び私を強く抱き締める。
「高校を卒業したら、今より会えなくなるだろう? ましてや大学には、俺より良い男がいるかもしれないし」
「案外寂しがり屋なんですね、先生」
「お前が相手だと、そうなるみたいだ」
嬉しいことを言ってくれる。

