私はゆうや君に手を再び引かれ
次のスタンプを押しに向かった。

ゆうや君と手順通り歩いて居ると、

後ろの方から
「みゅうなさん待って〜!」

っとハルキ君の声が。

振り返ると、
みゅうなさんとハルキ君が、一つ目のスタンプを押しこっちの方に向かって歩いて来た。

「菜月さんこっち…」
っと急に手を引っ張られ
近くの木に隠れた。

「…みゅうなさん待って〜!!」

ハルキ君が目の前を通過しゆうや君が
私をぎゅっと抱き締めて来た。 腰の辺りに手を回され

「菜月さん…」

「…ゆっゆうや君…」

ゆうや君に体を密着させられて、ドキドキし始めた。
スッっとゆうや君の手が離れ
ゆうや君が私の手を引き
ハルキ君やみゅうなさんの進んだ道を辞め

滝に戻って来た…。

「ゆうや君?こっちは
逆…」

ゆうや君はいきなり、
滝の水の中に入って行き
ずぶ濡れ状態に。

“ザ‐ッ”

「何やって…」

ゆうや君はずぶ濡れになりわずかに服が透けて
肌が見えていた。

「…ごめん
ちよっと頭冷やして」