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まだ頭の中で反芻する、スミレのあの言葉。
遥翔には気にするなって言われたけど、……無理だよ。
スミレは大切な友達で
こんな形で失うなんて想像もしていなかった。
〝あんたなんていなきゃよかったって、心から思うよ〟
___ズキンッ
この言葉を放った時のスミレの冷たい声
私に絶望しきった、黒くどよんだ瞳
……怖い。
痛んだ胸をギュッと掴んだ。
遥翔と付き合えたことは、嬉しい。
なににも代えられないくらい。
けど
スミレとの友情も、私にとっては恋同じくらい大事だった。
どうすれば元の関係に戻れるんだろう。
スミレと一緒にまた笑い合える日は、来るの?
予測できない未来に、震えが止まらなくなる。
いろんな考えが
私の鼓動をゆさぶるの。
結局私は、一睡もできないまま朝を迎えた。

