片翼の天使たち~fastlove~






そんなくだらないことばっかり考えていると、あっという間に生徒会室。





無表情な私の顔が一瞬窓ガラスに映った。




こんな顔で、私は遥翔と……スミレと話しているんだろうか。



きっと、私は上手く笑えない。


頬が引きつる。






無理に笑うことに対して、また吐き気がするようになってしまった。






幼い頃のトラウマがあるからか、私はどうも精神面が弱いらしい。




でも、だからといって、人に頼れない。



頼り方が分からないんだ。









____ガチャ








軽いはずのドアが、ずっしり重く感じた。





部屋に1歩足を踏み入れた私の体は、目の前の光景を見た瞬間、硬直した。






「あ…遥翔ぉ、ダメだよぉ」





え……



なに、この甘ったるい、耳をつんざくような声。






遥翔って言った。



でも、スミレの声じゃない。









部屋の奥から聞こえてくる……




私は恐る恐る、いつも唯が寝てるベットに近づく。






____っ!!







言葉なんて


そんなもの、忘れてしまいそうだった。




だって