大量のゼッケンを抱え込みながら 私はその軽やかに走り去った 大きな後ろ姿をチラリと 横目で追いかける。 「やっぱかっこいいなあ…」 はっ!だめだめ! マネージャーの私が恋愛感情を 持ち込んでどうする。 私は対等な立場で居なければ ならないのに。 …と思いつつもやっぱり私の目は コートの中で一番輝いている彼に 目を奪われる。 だって超キラキラしてるんだよ?