年下のあいつ。



すると山下君はふっと鼻で
笑いこう言った。



「じゃあ先輩が片岡先輩のこと
好きってメンバーにばらしちゃおっと」




思考が一旦停止。



貴様は子供か!幼稚か!
それともただのばかなのか!




怒りが込み上げてくるなか
自分を抑えて





「喜んでドリンク作ってきますね~」




震える高い声で営業スマイルを爆発させ
山下君からドリンクケースを奪い取り
走って冷水器までドリンクを作りに行った。




あれをばらされたらひとたまりもない。