「もうやだ…」 ストンと落ちるように座り込む。 もう立っていることさえも しんどかった。 足はガクガクと震え 目には涙がうっすらとにじむ。 この少しの時間の中で いろんなことを知って 頭が追いつかない状態だ。 「とりあえず、明日がんばろう…」 明日は大切な試合。 迷惑なんてかけていられない。