***** いちごちゃんと 来たのは屋上。 爽やかな夕暮れの風が そよぐ。 「先輩…」 先に口を開いたのはいちごちゃんだった。 「どうしたの? こんなとこまで来て。」 そう聞くといちごちゃんは ばっと振り向き ロングの髪をなびかせながら 言った。