「何?超こえー。」 ぶるるっと身を震わせている 山下君。 私そんなひどい目つきしてたかな。 「何もない。」 自分でもびっくりする程の 低い声。 「大丈夫じゃねーじゃん。」 そう言うと、山下君の前を 通りすぎた私の肩を無理やり 引っ張って止めた。 その顔は真剣だった。 バスケしてるときみたいに キリっとした表情。