「ん・・・・・・・・・・」 悠の唇が、私の首筋に這った。 その感触に、抵抗する力が抜けてく。 「大丈夫、今まで俺が、志津を痛めつけたことなんて無いだろ・・・・・・?」 「・・・・・う、あっ、・・・・・・・・」 悠の黒い髪が、私の胸元に触る。 私の髪と、悠の髪が混ざり合う。 「ゆ・・・・・・・・・」 「しづ」 ぞくり、と“何か”が背中をかき回す。 「しづ、気持ちいい・・・・・・?」 悠の大きな手が、腰を優しく撫でる。 “快感”が、背中を走った。