姫が生まれて初めての節句さえ、
母親は参加できなかったらしい

乳母には人間、異能の力を持った女性のはずであったが、

姫の力が強すぎたせいで、乳母は異形にならざるえなかった

姫の乳母は、異能のなかでも特殊
座敷わらしの女性である、
彼女は、9人の子供を育てたベテランである、
たまたま、10人目と姫の誕生が同じくらいであった

最初姫にあった際にしか会わなかった彼女の両親に、同情をした、

どんな不幸とはいえ、子供を手放す苦悩を察した為だ

だが、彼女は徐々に怒りを覚えた