しょうがなく俺はステージへあがる。



すると


「「「きゃあああ~!!!!」」」




あーうるせぇ。



マジで勘弁、耳いてぇっつーんだよ。







するとなにやら司会のやつに「どうぞ前へ」って言われて



俺は彼女を見た。



少し茶色い、みるからにふわふわした髪の毛に大きくパッチリ二重の目。


ピンク色に染まった頬と唇。


小柄で...だけどやたらと細くスタイルのいい彼女が立っていた。





けど俺はそれに疑問を感じたわけじゃない。



俺がびっくりしたのは彼女の服装。



それはまるで...秋○原にいそうな...


いわゆる”メイド服”だったから。



...コイツ、なんでこんな格好で....?


不思議に思いながらも、早く終わらせたい俺は彼女の目の前に立った。



すると...頬を赤く染めた彼女が俺を見る。




名札には...『上野』と。


ふぅん...上野っていうんだ。