美姫を送った後、俺はぼんやりと地面に映る影を見ながら歩いていた。



....家、ちけぇんだな。


正直美姫は美人...っつーか



可愛いっつーか、まぁモテると噂されてるけど



そんなやつが近くにいたのに



知らなかった俺って....バカだよな。





っつぅか。


あの規約?マジでありえねぇ。


んだよ!!


あんな薄っぺらい規約破っただけで

退学?


は?死ぬ気で勉強して受験した俺らを


バカにしてんのか?!



っくそ。


こうなったら守り抜いてやる。


...まぁ、守んなきゃ退学だしな...



「はぁ」


ため息をこぼした俺は


家に帰りシャワーを浴びた後


すぐに眠りに着いた。